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望月碧璃
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絵を描くこと。食べること。

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日々、妄想・・・。

今朝、出勤前。
何気に外出て車見たら・・・。

愛車が、真っ白に凍ってた!!!Σ(`д´;)ノシ

どうりで、昨晩メチャクチャ寒かったんですね(+_+;)・・・。

夏より冬のが碧璃は好きですが、寒いと動きが鈍くなるのがイヤ・・・。

さて。
常日頃、腐った脳みそしか持ち合わせてないんです。
仕事中でも、飯食ってても、TV見ても、土銀に脳内変換されちゃう事が多いんですよね←
今まで、ネタ帳なるものに、書き残してみたりしていたんですが。
筆記が面倒くさくて←ぉぃ!
それなら、勢いのままに小ネタにして晒してしまえぃっ!!!!
と、いう事で。
妄想文のカテゴリー設置w
これからたまに、ここでやらかします←

書いたときは「いやんっ、見ちゃうの?」←
と、書き置きますんで。BL土銀お好きな方は 「いやんっ、見ちゃうの?」をクリックしてくださいませ♪
あ。キャラ崩れおこしてても、生暖かい目で見守ってやってくださいwww





昨晩の降雪で江戸は白い雪化粧に覆われた―。


見回りの最中に、一服がてら公園に足を踏み入れた。
まだ早朝の公園には誰も居らず、足跡のない、まっさらな雪に覆われた公園。
煙草を咥え、火を点けゆっくり吸い込む。
煙草を味わいながら、しん・・・と静まり返った公園を歩くと
さく・・・さく・・・
一歩ずつ足を進める度に、雪が鳴る。

ふと気付くと反対側から一筋の足跡が続いているのに気付く。
無意識に足跡を追っていく土方。
足跡は右に、左に・・・と逸れ、ある所では円になっていたりした。
「浮かれたヤツがいたもんだ」
大きな南天の樹の向こう側に足跡はつづいていて、その裏に人の気配がある。
一度立ち止まり、煙草を一度大きく吸い込む。
そして樹の向こう側にまわった。

ふわふわと舞う、見慣れた銀色が目に入った。

「誰かと思えば、大串君じゃん。」
すでにこちらの気配に気付いていたらしく、しゃがみこんでいる銀時が振り向いて、ニッ・・と笑った。
「こんな時間に手前ェがいんのが珍しいな。・・・あぁ、だから雪が降ったわけだ。」
大体、早寝遅起きのヤツが、こんな早朝にいるのがありえない話だ。
こっちの少し意地の悪い言葉に、
「大串君、ひどーいっ。」
銀時は口を尖らせ、なおもしゃがみ込んだまま向こうを向いてしまった。
「銀さんだって、早起きぐらい出来るンですぅ~っ。」
反論しながら、しゃがんだまま何かしている銀時に近づく。
「さっきから何してンだ?」
後から覗き込もうとすると、バッ!と銀時が立ち上がった。
「んー?コレ。」
振り返った銀時の両手に乗った白く丸い物。
「雪ウサギか。手前ェみたいだな。」
南天の赤い実と葉をちょこんとつけた可愛い雪ウサギ。白に紅い瞳が銀時と同じだ。

「だろ?よく言われた。」
銀時の目が懐かしむような光をたたえ雪ウサギを見ている。
しかしそれも一瞬の表情で、銀時は手に乗せた雪ウサギを、花壇の縁に置いた。
「う゛~っ、冷てェ~っ。」
赤くなった指先を口元にあて暖めようとする銀時。
何気無い何時もと同じに振舞っているが、何かが違っていて。
「まったく・・・こんな雪の日にそんな薄着のヤツがいるかよ・・・。」
自分の首に掛けてるマフラーをほどき、銀時に近寄り首に巻いてやる。銀時は上掛けを羽織ったままの格好だった。
「煙草臭ェ・・・。」
「文句言うな。」
マフラーに付いた煙草の匂いに顔をしかめる銀時をよそに、マフラーをキュ・・と結ぶ。
そして寒さに摺り合わせてる両手を自分の手で包んでやる。
「うわ・・・赤くなってンじゃねェか・・・。」
白い手が指先だけ赤くなっている。氷を溶かすように自分の体温を分けてやる。
「ったく・・何とかは風邪ひかないって言うけどよォ・・・。」
グッと引き寄せ抱きしめると、冷え切った体温に舌打ちをする。どれだけ薄着でここにいたんだ。
「・・・ん・・・。」
抱きしめられ伝わってくる温かい体温に銀時はしがみ付く。
「あったけェ・・・。」
冷たくなった思い出も土方が溶かしてくれる。
抱きしめられたまま銀時は土方の肩に顔を埋め、瞳を閉じた。
「・・・土方・・・。」
名前を呼ぶと更に強く抱きしめられる。
「ん?」
聞き返す土方に銀時はクスリと笑い
「・・何でもねェよ・・・。」
と顔を摺り寄せた。

ふわりふわりとまた雪が舞い始めた。
「送ってやるから、帰ンぞ。」
名残惜しげに銀時の身体を離すと、その手を取り万事屋へと向かう。
帰り間際、銀時は花壇の端を見やった。

可愛い雪ウサギの隣には、少し形の歪なもう一つの雪ウサギが寄り添っていた。
フ・・と柔らかな笑みを向けると、銀時は土方に手を引かれ公園をあとにした。



駄文、甘甘でした(^^;)
もうじき雪も降るんだろなぁ・・・と思ったらこんなの頭に出てきちゃったんだよね←

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